DEEPにVTuberを考える

VTuberが好きな私が色々と書きます。

いつの間にかStarlight Projectが解散してた話

こんばんわ、ヴェンデッタです。

風邪ひきましたが、気合で治します。

あと新車買いました、近所の大型スーパーで売ってた12000円のシティサイクルです。

値段相応の乗り心地でしたが、まぁそのうち慣れるでしょう。

 

 

 

 

・Starlight Projectが解散してました。

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日夜アホほどの数のVTuberが飽和状態にもかかわらずバンバカ生み出されているこのVtuber界隈。

その中で「何かしらのグループに所属して自分の知名度を上げる」というのは手っ取り早く知名度アップに繋がる手段として確立しているように感じます。

そしてVTuberが日夜バンバカ生まれているように、「VTuberグループ」もまた少しづつその数を増やしつつあります。

既存のVTuberがENTUMやupd8に所属したり、新たにグループを設立したり・・・。

生まれて間もないグループばかりなこのVTuberグループムーブメントですが、ついに「グループ解散」を迎えてしまったグループが表れてしまいました・・・。

それがこの「Starlight Project」です。

今回はそんな話です。

 

 

 

・プロジェクトの指針とお披露目

このグループプロジェクトの方向性として他のVtuberグループと大きく違ったのはクラウドファンディング(CF)などで資金調達をする」というのを大々的に公表していた点です。

CFでの資金調達で個人では難しいCD制作やグッズ販売、各種イベントへの足掛かりにして、最終的にはグループの収益を各Vtuberへ分配し安定した創作活動に従事できるようにすることなんだそうな。

この文面だけ見ればかなり挑戦的な企画です、個人の集まりが挑戦するには無謀に近い試みです。

グループのメンバーがそれこそhikkyメンバーレベルのビッグネームぞろいで各方面に太いパイプがあるのかと言えばそんなことないみたいでした。

ゼロからのスタートで最終的なビジョンがメチャクチャでかい野心に溢れたプロジェクトと言えるでしょうこのStarlight Project

もし成功すれば初のVTuberで生計を立てられる環境が整った個人が生まれる可能性だってありました。

こうしてみてみればロマンに溢れたグループにも見えますが、じゃあ何故頓挫したのでしょうか?

 

 

 

・敗因は準備不足か?

www.pixiv.net

ここからは目に見える情報での推測の話が入ります。

真相のほどは運営側からの名言がない以上なんとも言えないので、ご了承ください。

 

Starlight Project解散のきっかけとなったのはお披露目生放送です。

今はチャンネル内の動画はすべて消されている状態なので確認のしようがないですが、私自身一応途中まで見ていました。

BGM無し、多人数の生放送なのに誰が喋っているのか分からない、大体の方針を喋った後は演者のアドリブ任せ・・・。

準備不足感がぬぐい切れない状況かでさらにBGM無しの状況でお通夜感がすさまじかったのをよく覚えています。

そして運営のCFで資金集めしますという発表に対して不信感を漏らしまくるコメント欄を察してかまとめに入るアクネッティちゃんが大変そうなのも覚えています。

流石にキツかったので途中で切ってニナルちゃんの放送に集中しましたけど、全体的な印象は結局よくはなかったようでした。

その後グループメンバーが続々と脱退、プロジェクトは続行不可能と判断し解散に至りました。

解散の声明の中でよく見られたのは「準備不足」という単語でした。

お披露目生放送のグダグダやBGM云々含めてもそうですが、プロジェクトの指針的な部分にも触れて準備不足と指摘してる方もいましたね。

最終的な目標が「メンバーの安定した収益源となって創作活動に専念できる環境をつくる」という点からしてかなり険しい道が待っているのが見えますし、じゃあそこに向かって漕ぎ出したとしてどういう航路を辿っていくのかあやふやとなれば疑念が大きいものになるのは当然と言えば当然だと思います。

結局この準備不足からのメンバーの信用損失、そこからの脱退によるメンバー不足からの解散。

こうしてこのStarlight Projectは船出した直後に沈むという悲しい結末で終わりを迎えてしまったのです。

 

 

 

・どうすればよかったのか?

最終的なビジョンが「個人VTuberが収益によって創作活動に専念できる環境をつくる」という大きなものでしたが、そこに至るまでの手段がCFと急ぎ足で「目に見えてお金を欲しがる姿勢に対する不信感」を強めてしまったのがいけなかったんじゃないでしょうか?

個人ならPIxivFanBoxで少ないながら継続的な支援も出来ますし、そういう小さなところからだんだんと大きくしていけばもう少し印象が良いものになったんじゃないでしょうか?

小さい活動からだんだんと規模が大きくなりCDやグッズの販売、企業からの案件などなどをこなしていくいく姿という「成長していくストーリー」があればもっと人を惹きつけられるプロジェクトに昇華で来たかもしれません。

そして生放送で見せてしまった準備不足な点ももう少し台本や放送内容、演出云々ふくめてしっかりと準備を固めていればまた印象も違っていたのかもしれません。

私個人としても非常に惜しいプロジェクトだったなぁと思います、ですがまぁこんな結末を迎えてしまった以上どうしようもありあまねんね・・・。

 

所属しているメンバーは現在は普通のVTuber活動にいそしんでおります。

アクネッティちゃんは今回の件で脱退2回目というのが今後の活動にどう響くのかが心配です。

闇妖精ティーちゃんは別のグループへの参加表明を決めております、無事に成功してることを祈るばかりです。

そしてこの件自体運営からもメンバーからも明確に内部で何があったのかというのは誰も明言しておりません。

なので「メンバーの誰が悪いのか」みたいな話はナンセンスです。

ただ出航するのに下準備が足りなかった、そういう話なのです。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

この解散の件自体他のグループでも反面教師的に教訓になる事件ともとれます。

これからグループを立ち上げる方、今グループに参加しているか運営している方。

仲間を率いることの大変さを今一度再確認した方がいいのかもしれませんね。

 

以上、ヴェンデッタでした。