スマホというフロンティア、躓きと可能性
こんばんわ、ヴェンデッタです。
お盆ですが、引きこもりなお盆を過ごす予定です。
VTuberのアレコレ調べるとかもいいですが、色々と精神の休養を取りたいと思う今日この頃。
もう心の若さが失われているのかもしれません・・・。
・17LIVEとREALITY
配信サービスの「17LIVE」が大量のVTuberを公式ライバーとして100名を発表しました。
「響アオ」「アズマリム」「そよかぜアメ」「天神兎音」を筆頭に流星群プロジェクトやKAGAYAKI STARSなどの大手プロジェクトからも参戦があり、一気にVTuber界での知名度を高めました。
その翌日、GREEからVTuber専用配信プラットフォームの「REALITY」を発表しました。
史上初のVTuver専用プラットフォーム、upd8やENTUMなどなどVTuber大手がこぞって参入を表明していることなどとんでもない大ニュースになりました。
両方ともスマホでの視聴配信を主としたもので、スマホ層をターゲットにしてるのが分かります。
今日はそんな話です。
・17LIVEと例のアレ
ライバーはマイページで動画や画像投下したりライブ配信したりできるよくあるやつです。
客層はパリピ感あります、普通に可愛い女の子が顔出して配信してるようなヤツです。
アプリ内で様々なイベントやオーディション企画みたいなのが行われており、賞金だけでなくアイドルデビューや雑誌掲載のような特典があるアレコレがやってたりします。
先日「VTuberカテゴリを新設、100名のVTuberが参加」と発表があり、VTuberファンでも注目されはじめました。
しかしながら、その参加VTuberのスカウト関係に例のアレの話があったりしました。
・例のアレとは?
コイツです、バーチャライズです。
イチナナのVLiver、100人中7人をバーチャライズが仲介してたみたい。それ以外はイチナナとの直契約。で、今回の件があったからイチナナはバーチャライズとの法人契約を解除⇒仲介してた7人はイチナナと直契約にするって。
— 犬塚コロ🥓🐶🥓VTuber (@korooooo56) 2018年8月7日
(ツイートの許可もらってます)https://t.co/yvhyvbnKxv
えー、渋谷ハルも100人中の7人ことバーチャライズ組だったことを報告いたします。
— 渋谷ハル8⃣@VTuber最強決定戦主催 (@ShibuyaHAL) August 7, 2018
別の法人名名乗るなや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
17LIVEへの勧誘に当たり仲介企業にバーチャライズとライバーズという会社が暗躍していたそうですが、両社とも運営元は同じUNICORN株式会社という会社です。
上のページの「何をやっているのか」のページを見ると分かる通り、ここが大元です。
悪名が上限振り切れてるバーチャライズだけでなく、同じとこのライバーズの名義でも勧誘していたようです。
勧誘したVTuberはその後のサポート関係がずさんでサポート窓口がdicordだったりそのサポートアカウントが常にオフラインだったり色々とヤバかったらしいですね。
17LIVEからの直契約が多数にも関わらずまさかバーチャライズが仲介に入るとは思わなかったんじゃないでしょうか?
配信サイト大手からの勧誘だからといって安心すると痛い目に合うかもしれない状況なのはまだ続いてるということでしょう。
というかUNICORNはさっさとVTuber事業から手を引いた方がいいと思うんですけど・・・。
人気商売なのに悪評ばかり大きくなるのは大丈夫なんでしょうかね?
・REALITY
GREEの総額100億投資計画の一つであろうこのVTuber専用配信アプリ「REALITY」
これも17LIVEと同じような感じでライブ配信出来るっていうアプリです。
ただ、まだ一般層からライブ配信できるってわけではなく公式発表で参加表明したそうそうたるメンバーの配信を視聴できるだけです。(十分すぎるとは言えますが)
参加表明したVTuber、今後もまだまだ加入していくVTuberを増やしていくそうです。
そして今後の展開の一つとして「REALITY Avater」というスマホでアバター作成から配信まで出来ちゃうライブアプリ展開もするそうです。
他のライブアプリとの差別化出来てる点は
・11月までアバター制作料収益化手数料0円
・ただ投げ銭するだけじゃなくて、「プレゼント」という形でライバーに直接アイテムを送れる
・そのプレゼントをライバーが直接着けてくれる
個人的ベストショット4選
— 🌼ぽち🌼@BUILDBANG (@gs_pochi) 2018年8月13日
#REALITY#バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん pic.twitter.com/O9P2IlMBsB
VTuber的な要素を活かしたサービスでありながらかなり参入しやすい形をとっているんじゃないでしょうか?
11月以降にどうなるのかが気になりますが、かなりいい感じなプラットフォームだと思います。
「人々を物理的な制約から解放する」「月間60時間の配信を目指す」という目標を掲げてるように、かなり積極的な姿勢が見て取れます。
ですがそらちゃんのREALITY初放送がカックカクでコメントが反映されてなかったのがあまりいい印象を与えなかったのが少しスタートで躓いてしまった感じがします。
あと個人的にアーカイブが残らないのが非常に残念な点ですね。
一応REALITY公式VTuberのいそら真実ちゃんのチャンネルで見逃した放送をアップするそうなんですが、配信ペースに対してアップするスピードがイマイチ間に合ってないところがネックです。
これよく見たら各VTuberのチャンネルが上げてくれたREALITYのアーカイブを再生リストにまとめてるだけっぽいですね、利権関係がめんどくさそうなコラボとかはどうするんでしょうか・・・。
これらの点に関しては今後のアップデートで改善される可能性が十分あるので杞憂しません、今後ビッグネームになる可能性が十二分にあるアプリと言えますね。
いかがでしたでしょうか?
今回の2つのプラットフォームの弱点に「雑談しか出来ない」というのが考えられます。
なので「スマホで簡単にVTuberになれる」時代が来ても「PCと全く同じような配信は出来ない」のがまだ壁として立ちふさがります。
ですがゲーム実況はMirrativやsoociiなどの別プラットフォームを使って解決しますし(その瞬間だけアバター無しのただの生主状態になってしまいますが)解決しようと思えばいくらでも手段はありそうです。
VTuberが物珍しいレアな存在からなろうと思えば手軽に誰でもなれる一般的なものにランクアップしようとしている今、実はスゴいことが起きているんじゃないかと思う今日この頃でした。
以上、ヴェンデッタでした。