DEEPにVTuberを考える

VTuberが好きな私が色々と書きます。

このブログを立ち上げて半年が経ちました、なので色々首突っ込みます

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こんばんわ、ヴェンデッタです。

タイトルの通り、このブログを立ち上げてから半年が経ちました。

去年の10月終わりにミライアカリちゃんの動画を見つけてからVTuberを色々と追いかけて続けてきました、早いものですね。

こういうときって大体自分語りを含めながら半年間に何があったかを振り返るもんですけど、短いくせに1ページのボリュームが半端じゃないこのVTuberの歴史を振り返るとなるとマジで色々と推敲しながら書かないといけないヤツなんでそこらへんはたまごまご氏かじーえふ君かふしまつの連中にでも頼んでください。

今回は明らかにうやむやになったまま埋もれたっぽいネガティブな話題に首を突っ込んでいきます。

元々こういうコンセプトのブログでしたし、原点回帰ってことで。

 

 

 

 

・バーチャルなヤツらと恋愛するってどうなん?

sumiyasumire.amebaownd.com

少し前に起きたお悩み相談系VTuber「すみやすみれ」ちゃんの解散を皮切りに起きた恋愛話。

甘酸っぱい青春ラブコメとかエロ漫画のように甘ったるいリア充爆破案件でもなく、ドロドロした感じのヤツです。

とある相談者の悩みが自分の知り合いの持つ悩みに似ているというところからかなり近い距離での交流がスタートし、アドバイスや助言を交えてくうちに共依存の関係に持ち込まれそうな雰囲気を察して自分は相談役失格だということでそのまま引退とのこと。

(チャンネルもツイッターアカウントも削除しているので詳しいことはイマイチ書けませんが、確かこういう流れだったはずです)

ですが彼女はこういうことがあったから視聴者との距離感を大事にしてという教訓と共に「バーチャル存在との恋愛ってどうなの?」という質問を引退告知と共にみんなに投げかけてきました。

 

所謂「ガチ恋勢」というのはまぁほぼ100%のファンが冗談で使ってるものだとは思いますが、マジで恋をしていて隙あらばお近づきになりたいと思ってる人は恐らく一定数はいるんじゃないかと思います。

企業勢の大手VTuberよりは個人で活動している子を狙ったタイプはちょっと考えれば居そうではありますよね。

そういう直結狙いのような連中は論外として、問題として取り上げて欲しかったのはVTuberとファンが交流していく中で、特定のファンとVTuberがマジで男女の関係として好きになってしまったらどうする?」ってことだと思います。

まぁそれこそ距離感をミスってしまったが故にそういう関係になってしまったのは「すべての自分のファンに平等に接していかなければ不公平になる」という考えに基づけば普通にアウトなヤツです。

冷静に考えれば自分の応援してるVTuberが目立つファンといい感じの関係になってしまったら「なんやコイツ」って気持ちになるのは当然で、それを表立ってアピールしてきたときには「いい加減にしろ!」ってなりますよね?

メタな事を言えば配信者ならエンターテイナーの精神でファンにファン以上の感情を抱かないのがファンに対する礼儀なんじゃないかと私は思います。

これに限らず、特定のファンを贔屓するようなことをするのは他のファンからの反感を買うことになるのでよろしくはないですね。

難しいのは「ファンがVTuberに本気の恋愛感情を抱いてしまったとき」です。

恋愛感情を抱いてしまった時点で冷静になってくれれば「この感情のままにアプローチしていくのは間違いなく活動の邪魔になるし他のファンから反感を買うことになる」という考えが浮かんでくるはずです。

ですけど人間みんながみんな冷静に物事を考えられるわけじゃないので、たまに思いをストレートにぶつけてくるオーバーリミット限界オタクみたいなヤツが現れます。

そういう存在にならないようにVTuberもファンも「お互いの距離感」を大事にしていきたいものです。

 

もし、あなたがそんな感情を抱いてしまって、それを迷惑になるからと表に出さずにもやもやした気持ちのまま過ごして、それでもそのVTuberのことが好きな時、そんな時はどうしたらいいのか。

試しに「アイドル 本気で好き どうする」みたいな感じで検索をかけてみましたが、対処方法は様々で一概にコレ!みたいなものは中々決めかねるものばかりでした。

まずは好きな気持ちをしっかり受け入れる、そのVTuberにどっぷりハマる、時間の流れに身を任せるなどなど色々ありましたがどれが一番効果的かどうかは個人によるとしか言いようがないと思います。

とりあえず

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という道理もクソもない思いを受け入れて、「ファンとして」大いに接していきましょう。

そして自分の推しをアピールできる場に巡り合えたらぞの気持ちを爆発させましょう。

そこから新しいファンが獲得できれば自分の推しは大いに喜ぶことでしょう。

男女の関係に発展させることは、出来るだけ考えないようにした方がきっといいはずだと私は思います。

 

 

 

 

・BANsが収益化しちゃうけど大丈夫なの?

版権系のヤツは大丈夫なわけねーだろ

これは色々なところで言われてますが、版権系のネタで活動してるVTuberは普通に利権関係で怒られますしそういうことがあると外部からあまりよくない印象を抱くことに繋がりかねないです。

仮に収益化が通っても収益化せずに活動していった方が外野から色々と言われずに済みそうですね。

もしくは(もうその動きがなされてるようではありますが)版権的な部分で怒られないような状態で転生するのもアリです。

一部で版権的な意味で怒られそうな素材を使っている場合は差し替えたり消したりする必要もありますね。

下ネタ系や過激系なVTuberはまぁそういうキャラだしバランス感覚がしっかりしているならば問題ないんじゃいでしょうか、多分。

そしてその中で上がったのがVTuberと同人界隈は違う」って話でした。

 

VTuberと同人界隈は違う?

同人界隈の成長と二次創作は親密な関係どころか複雑に根強く絡み合っている関係を持っています。

そもそも「同人」って言葉の語源を調べれば「同好の士」という意味があるように、ある作品が好きなファンが集まって二次創作に勤しむというのが源流にあります。(違ったらごめんなさい)

じゃあなんで同人界隈と天秤にかけられることになったのかっていうのは「注目を集めるために版権ネタを使って客を集める」ようなところが似てるというところなんでしょうか?「これアレやん!」みたいな感じにキャッキャさせて人集めるみたいな、そんなとこでしょう。

今の同人誌のメインストリームは「エロ」と「流行りの作品」の「二次創作」なように見受けられます。

もちろん全部がそうっていうわけじゃないのは重々承知してますが、分かりやすく表立ってるのがそういう同人誌な印象を受けるぐらい圧倒的な物量があるように思います。

なんでそれを出すのかという理由の一つが「売れるから」というのも理解できます、上で出した流行りの作品のエロ二次創作が圧倒的に需要があるのは大いに分かります。

そしてその理由の中に「オリジナルは中々売れない」というのがあります。

確かに中身が分かりにくいオリジナル作品は中々手が出しづらいでしょう、「お手に取ってご確認していってくださーい」と言われても完全未知の作品にいきなり手を出すのは初めて入るお店に入るような結構な勇気がいる行為なんだと思います。

だから「最初は二次創作とエロで客を集めて、認知され始めたら本命のオリジナルを出す」なんていう地道な営業活動のような動きが生まれるんじゃないでしょうか?

「エロけりゃなんでも作っていいから強引にエロぶち込んだ作品出すぞ!」みたいな昔のポルノ作品やエロゲみたいな話ですけどそれは実際効果的だったわけで、その流れを同人に当てはめて活動してる人も少なからずいるのが現状あります。

 

大分話が逸れましたが、じゃあVTuber界隈はどうなんだという話になるわけですが。

そもそもVTuber活動してる個人がメチャクチャ物珍しかったが故に「VTuberを始めるとみんな注目してくれる」という風潮が出来上がっていました。(今はむしろまだ増えるのかと思うぐらい増え続けている一方なんですけど)

なので「VTuber」ってだけでみんなに見てもらえる創作者視点で見れば天国のような環境が出来上がっていました、そこに便乗して音楽やらイラストやら3DCGやらと色んな作品をお披露目できちゃったわけです。

なのでそこに客寄せ的に「版権ネタ」を突っ込む必要はないと私は思います。

そもそもみんながオリジナルで勝負してきて、そこに個人の個性や味がふんだんに発揮されていてそれにみんな惹かれていったのにその流れに水を差すようではありませんか?

その発展の仕方的に見ても同人界隈と比べるのはそもそもナンセンスなんじゃないかと私は考えます。

 

結論を言えば「版権ネタ使ってる人は収益化するのはやめとけ、スタンスや気持ちじゃなくて利権や作品に対するリスペクト的な意味で」ってことを言いたいわけです。

もう少し分かりやすく言ったのは上の方で赤く大きく書いた一文で完結してるわけで、その下からここまでの長文は蛇足なわけです。

 

 

 

 

 

・なんかMAXEND食うの止めようみたいな話出てたよね

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これTLで流れてきた話題としては個人的に一番しょーもない話だと思うんですけど、自己責任なんだから別に食うのを止める権利なんて誰にもないじゃないですかねこれ。「流行りのネタに乗りたいヤツを云々」ってことならそもそもVTuberで流行ってきたネタ全部に同じいちゃもんをつけてもらいたいです。

getting over it、じゃがりこ面接、プーさんのホームランダービー、ピクトセンス、ロケットリーグ、PUBG、etcと流行りまくったネタなんていくらでもあるわけです。

そこでなんでMAXENDなのか、不思議でたまりません。

まぁお歌系の方の喉を心配する気持ちは分からんでもないですけど、別に自己責任でいいじゃんと思う今日この頃でした。

 

 

 

 

 

VTuberってVRにあまり貢献してないかも

少し前にこんな感じのことツイートしました。

冷静に考えればそうで、faceRig使って2Dで活動している子が多い現状でVRに貢献するにはあまりにもVRとの接点が足りないのが現状あると思います。

今のVTuberの流れというのは完全に「生主文化のそれ」をとんでもないスピードでなぞっているようなものを感じます。

そこにVR的な要素はあまりないのが現状ですし、生主文化を走りやすい2D勢とVRCなどのVRコンテンツをエンジョイしてる理想環境勢との接点はほぼ無いと私は言い切れるぐらいには確信しています。

バーチャルマーケットの盛り上がり方を見れば分かると思いますが、既存のVRユーザーからは神のごとく持ち上げられていましたが他の2D勢ばっか追いかけてるファンや環境面などからVRとはほぼ無縁な人達からは正直メチャクチャどうでもいいと思ってるのかってぐらい温度差があるように感じました。

もちろん外野から見てておーすげーと眺めてほくほくしてる人もいましたが、それを踏まえても温度差があるのは間違いないと思います。

その温度差がVRユーザーとそうじゃない人の間に壁を作ってしまい「VR系コンテンツは理想環境持ってる人だけが楽しめるお高いオモチャ」のような印象を与えてしまうのかもしれません。

そもそも環境を揃えるためには結構な資金が必要ですし、低スぺのPCでもVRCに入れるとはいえ重いワールドや人が多いワールドに入るとやっぱりカクついてうーん?ってなる部分があります。

個人的な話を盛り込むとすれば、私自身VRCに今使ってるノートPCでデスクトップモードのVRCに乗り込んだことがありますが、没入感が薄かったですし重いワールドは動きがカチカチになってしまうのがそれに拍車をかけてしまいイマイチ楽しめませんでした。

マイクも持って居なかったので日本人と交流出来なかったですしその時期は韓国人のアバダーコピーやワールドクラッシュのテロ行為が行われていた関係でパブリックのワールドに日本人がほぼいなかった時期だったのでなおのこと孤独感が凄かったです。

恐らく同じような経験をした人は結構いるんじゃないかと思います、VRCは確かにVRを広めるのに貢献できているとは思いますが爆発的ではないとも思います。

そういう背景が見えてるのにも関わらず「VRCを広めたい!」とツイッターで言ってる人を見ると鼻で笑いたくなってしまいます、言うだけなら楽でいいなと黒い心が表に出てしまいそうになりますね。

 

「ただのVRCアンチでは?」と思われてしまうのはマズいのでVRが広まるにはどうすればいいのかという話に切り替えましょう。

比較的安価で手に入りやすい「Oculus Go」がもうちょっとアプリ開発が進めば日本でのユーザーも増えるんじゃないかなと思います。

そこを皮切りにもっと広められる可能性だって十分あると思います。

vrinside.jp

ただ現状はviveと比べても出来ることがあまりにも少ないのでそこは今後に期待と言ったことろでしょう。

個人的には「PSVR」で「PS HOME」が出来るようになれば「ブレステで出来るVRC」みたいな土壌が出来てみんなVRに来たくなるんじゃないかなと思うところではあります。

そもそもPS HOMEが終了してしまったので今後そもそも代替えのものが来るかどうかすら怪しい所ですが、これが来たらもっと増えると私は思います。

 

 

 

 

 

 

さて、ブログの更新頻度を見てもらえれば分かると思う通り私自身正直VTuberに対する熱みたいなものは結構冷めているところがあります。

それはもうVTuber特別なものから日常にある当たり前のものに変化したからなんじゃないかと思います。

一時期は「まだ伸びていないVTuberにスポットを当てるためにどうしたらいいのか」なんてことも結構真剣に考えていましたが、結局ただの底辺ブロガーな私には何も出来ないのが現状です、悲しいですけどね。

それに、上澄みばかり目立って下でくすぶってる人達は本当に目も当てられない現状に対して嫌気がさしてVTuberが死ぬほど嫌いになったって人もいるのを見てきました。

生主系やアイドル系ばっかりでクリエイターは目も当てられない、上の連中より面白い動画投稿してるのに注目してもらえない、こんなに頑張って営業してるのに全く報われる気配がない。

まぁ当然です、みんながみんな成功出来るわけがないです。

まだ一応は発展途上なこのVTuber界隈で頑張る皆々様は、まだ自分の周りのことで手一杯で下の人達を引っ張り上げる余力が足りてないような気がします。

今下でくすぶっている人たちは、ある程度の余力が出来て上が下をサポートできるような環境が出来上がるまで耐えるしかないのかもしれません、伸びる伸びないに興味がないのなら別ですが。

そしてこれは別の話に近いのですが、VTuberファンにもVTuberを発掘するというムーブメントが必要なのかもしれません。

昔のパンクバンドブームやイカ天のようなオーディション番組的なものがいるはずなんです、具体的な所は表現しづらいですが。

 

話が逸れましたが、結局冷めてしまってはいますがVTuberが好きなのは今でも変わりないです。

ツイッターに浮上した時はいつも通り拡散したほうがいいような情報や新人VTuberや個人VTuberの動画投稿を拡散していきますし、ガチエロおっぱい画像もいいねしまくりますし、適当なVTuberに適当に絡んでいきます。

前にも言ったか分かりませんが、この「ヴェンデッタ」の名前と「DEEPにVTuberを考える」がバズる必要はないと思ってます。

それ以上に他の下でくすぶってるVTuberを見に行って欲しいですし、私の名前がデカくなったところで無能な私ではVTuberに返せるものなんて何もないです。

それに記事の内容が内容なんでそこまで大手を振って「見て欲しい!!!!」と言えるようなものではないです、私はなるべくそうなるのを避けたいですけどゴシップ感ありますからね。

なんでボチボチまた適当に潜っていきます。

「VTSeek」「VTuberのストーカー」を自ら名乗っている以上、私は常に誰かの背後にいるだけでいいのです。

ふしまつの連中のように理想と未来を語って注目を集めることも出来ないですし、邪推系のようにVTuberへの不満点を集めるゴミ箱のような存在にもなれません。

常に第三者でありたいのです、肯定も否定も出来る冷静な第三者が絶対必要なのです。

私は常にそうありたいですし、他者から見てもそういうべき存在に見えるようになりたいとも思います。

だから私は明日もきっと誰かの後ろでVTuberの輝く姿を見つめていることでしょう、そのVTuberが前に出る勇気が欲しくなったら背中を押してあげて何かマズいことに巻き込まれようとしてるときは肩を掴んで静止するような存在でありたいのです。

 

このブログを愛読してくださっている類稀なみなさん。

こんなしょうもない私ですが、今後ともどうかよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

あ、あと最近ミラティブで配信始めました。

Black Survivalってゲームを実況してるんで良かったら来てネ☆

www.mirrativ.com

「エモモ」を使ってみた話と戦争の話

こんばんわ、ヴェンデッタです。

9月が始まりましたが、世間では台風に地震と日本列島は大荒れですね。

日頃からの備えが大切とはよく言いますが、案外そういう備えは疎かになりがちになってしまいますよね。

真面目に非常時の備えはしっかりしないといけないと思う今日この頃です。

 

 

 

 

・「エモモ」を使ってみました

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動画配信アプリの「Mirrativ」の新機能で追加されたこの「エモモ」

配信上でアバターを制作し、自分の音声に合わせて口パクしたり動いてくれたりしてくれる機能です。

昨日のオープン化のお知らせを受けて早速試してきました。

今日はそんなお話です。

 

・簡易VTuber量産機能なイメージ

www.youtube.com

使用感はマジでこの動画で流れてる内容通りのものだと言っていいと思います。

基本的には口パク、アバター表示の状態でフリックすると手を振ったりガッツボーズしたりします。

エモモを起動したまま他の画面を開くとアバタースマホいじりモードになり、右下に移動します。

www.youtube.com

クロマキーの処理なしでアバターをゲーム画面に落とし込みながら配信できるっていいですね、これは他の配信アプリにはない強みになると思います。

しかしながらこの機能、配信側からはどうなてるか確認できないっていう欠点があります

配信画面はそのままスマホの画面をキャプチャーしている状態になり、リスナー視点のみにアバターが映りこむような形になります。

画面どうなってるか見えないっていうのは配信側から立って見るとかなり不安な状況になります。

リスナーから画面がちゃんと見えているか、見えづらい画面のまま進むのは軽い放送事故のような感じになってしまいます。

正式なリリース時にどうなるのか、今後の動き次第ではあります。

 

・現状アバターのバリューが少ない

www.youtube.com

こんな感じに着せ替えしたり髪型を変えたりを「配信中に」出来ます。

配信外じゃそもそもエモモを起動できないので弄りようがありません。

なんでアバターを弄りたいときはわざわざ配信を開始してからじゃないと出来ません、これも今後のアップデートで更新することを待つしかないでしょう。

あとはアバターのパーツが現状まだ少ないので、これも今後の追加を待つしかありませんね。

個人的に思うのが服がダサいのが気になります。

男キャラの服のカラーバリエーションに何故かヒョウ柄がちょくちょく混ざっていたり、女キャラのキャミソールの柄が布団みたいな花柄だったり路地裏で花売りしてそうな柄だったりとセンスがイマイチです。

テスト配信中でもダサいダサい言いまくってました、そのぐらいいい感じのパーツがないです。

なかなかいいアバターが作れないのもそうですが、アバター被りが起きる可能性が高いように感じられます。

 

・エモモがどこにあるのか分かりにくい

公式からの説明はこれだけですが、多分アイコンのせいでイマイチ分かりにくいと思いました。

「エモモっぽいマークではなく普通にヒトカタのマーク」って言えば伝わるでしょうか。

設定のアイコンのよこにあるヒトカタのアイコンをタッチするとエモモが起動するのですが、プロフィール画面開きそう感が強くて初見の時はエモモがどこにあるのか分からなかったです。

お試しで配信しようとしたときにそこの部分で混乱してしまいました。

 

まぁまだベータ版ですし、改善点や要望点はガンガン送っていきたいですね。

 

 

 

 

スマホ市場は戦場になってしまうのか

さて、REARITYやこのエモモに加えて先日発表された新配信プラットフォームが「IRIAM」です。

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元会社はDUO、アカリちゃんが所属するENTUMの元会社になります。

今は上のようなサイトになりましたが、アカリちゃんひなたちゃんウカ様が出演してたプロモーションムービーをENTUMを公開して少し後に発表してたりします、決してこっそり進行してたわけではなくやっと公表出来る状況になったって感じです。

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DUOのサイトの告知はまだその当時の感じが残っているようですね。

そしてこのIRIAMで配信する公式ライバー70名が発表されました。

その中には空想コード+のメンバーや「肉片ちゃん」「花奏かのん」「ソフィアコード」「アクネッティ」などなどの有名な個人VTuberの名前が挙がっています。

17LIVEの100名のライバー確保の件と言いupd8の有力な個人勢の取り込みなど、私の過去の記事にも書いたVTuberの取り合い」が形は違うにしろもう始まっているのかもしれません。 

deepthinkvtuber.hatenablog.com

 ついでにこの記事を読みなおしましたが、にじさんじの読みは完全に外れてしまって今や大爆走中ですね。

 

取り合い云々の話しはさておき、年末にかけて新しく登場するREARITYやIRIAM、VTuberコンテンツを取り込もうとするMirrativや17LIVE等の既存の配信プラットフォーム。

その主戦場はスマートフォンであり、スマホユーザーを取り込もうと様々な形でアプローチを仕掛けています。

しかし全体的に突貫工事が目立ったり、ライバーやユーザーに不適切だったりとスピードを意識しているせいか粗が目立ちます。

配信オンリーで稼働中のREARITYはスマホからの視聴のみに対応しており、アーカイブが残せないといった問題点があり、IRIAMもロールアウト前ですがiphoneにのみ対応というのが既に発表されています。

(REARITYは一応PCからの視聴も出来なくはないらしいですが、映像のみのデータ貼りつけただけのような感じになってて、コメントが見れない状態な上にぶっちゃけアプリで見るよりも見づらいです。)

「とりあえず完成はしたから売るだけ売って不具合や追加要素はアップデートで直す」ってスタンスは昨今のゲームの基本みたいになってしまっていますが、このノリと同じです。

この「戦争」の被害者はに巻き込まれて右に左に振り回されてるVTuberファンなんですね。

色んな所でやってる、アーカイブが残らない、スマホしか見れないなどなどが重なればファンへの負荷がえらいことになるのは分かると思います。

一回17LIVEとREARITYとYoutubeLiveの同時視聴を試みたことがありましたが、「今俺は何をやってるんだろうか」って気分になりました。

狭く深く搾り取ろうって算段なのでしょうか、素人の私にはまったくこういう営業戦略みたいなものは分かりませんが全体を見ていないような印象を抱いてしまいます

最終的な終着点は「利益を得る」というのは企業としてあるべき姿としては正しいのですが、流石に露骨過ぎて印象悪い動きだなぁと思いますね。

果たしてこの戦争の勝者は誰になるのか、そして戦争が終わった後には何が残るのか。

我々はその行く末を見守ることしかできないのかもしれません。

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回エモモを試して思ったのがもう一つありました、「配信って楽しいな」ってところです。

今回はちょくちょく顔を出してるニナル(VTuber)のファンの方が2名来てくれましたが、その2名相手に1時間エモモで何が出来るのか色々試しながらしゃべくるだけな配信になりました。

色々とツッコミを入れたりニナルの話や他の配信アプリの話だったりをするのは普通に楽しかったです。

みんなこんな気持ちで楽しんでて、そこに人数は関係ないんだなって思いました。

協力してくれた2名の方、ありがとうございました。

 

以上、ヴェンデッタでした。

プチ推し☆VTuber ver2

こんばんわ、ヴェンデッタです。

そろそろ9月が始まるわけですが、このブログを立ち上げて半年がもう近いってわけですね。

わりかし最近のことだと思ってたんですけど、早いもんですね。

 

 

 

 

 

・最近見つけた推したいVTuberたち

さて、最近紹介記事書いてないなってことで簡単な紹介記事書いていきます。

気になる子がいましたらみなさんチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

 

・塩天使リエル

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天界から突き落とされたエルフと天使のハーフなVTuber

天界に帰る手段を探すための方法を探るために配信を始めたらしい。

普段はメイド喫茶で働きながらボロアパートで質素に暮らしているんだとか。

きゃわいいビジュアルからは想像できない塩対応具合のギャップが爆推しポイントですね

しかしながら塩対応でリスナーを従えていると思いきやリスナーからもマウント取られてマウント取りのイタチごっこになることもしばしば。

毎日生配信してる結構なタフネスの持ち主。

ブラの代わりに下敷き、ショーツ代わりに絆創膏、カーテン代わりにダンボール、米のとぎ汁で体を洗ってるらしい。

 

 

・夜乃メア

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人間を滅ぼすために人間界に来た魔王。(何人目だよ魔王)

緩い雰囲気な配信がメイン。

基本的にエーテル(お酒)を飲みながらの配信がメインだが、お酒無しな配信でも普段のまんまなのでお酒のせいでテンションが基本おかしいわけではない。

壺やってる時のきったない悲鳴とは裏腹にお歌がメチャクチャお上手、そのギャップが素晴らしい。

基本的に歌いたくなったらいきなり歌い出すので、そのタイミングでリクエストを送れば答えてくれます。

 

 

・天馬よもぎ

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一見普通のLive2dVTuber。

しかしその正体はかの悪名高いバーチャライズ」の離脱者。

運営の監視を掻い潜り、ツイッターの元アカウントに転生先を告知してその存在が判明しました。

初配信ではバーチャライズの家族が続々と集結しており、あのときの雰囲気が味わえます。

 

 

・鼓乃衛ケイキ

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バーチャル太鼓おにいさん。

色々な楽器を演奏するのが好きで、今はドラムを練習中なんだとか。

最近やっと自己紹介を投稿したスロースターター、基本的にはツイッターの方にいるみたいです。

ツイッターではドラム演奏以外にも告白ボイスやら色々投稿しているので、掘り返してみてはいかがでしょうか?

貴重なドラムVTuberなので、是非他の演奏系VTuberとコラボしてさっさとバンド組んでくれよマジで。(豹変)

 

 

・風宮まつり

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秋の神様なVTuber

お賽銭稼ぎのために日々奮闘するお酒大好きな神様。

普段はゲーム実況やら歌ってみたやらVTuberっぽい企画を投稿してますが、最大の特徴とも言えるのは「飲酒配信」です。

ガッツリ飲みながら登場し、吐いたら終了な代わりに飲み放題という結構な自由度で生配信している子です。

自己紹介の開幕部分だけだと「はぇ~設定しっかりしとる・・・」ってなったんですけどねぇ・・・。

 

 

 

・オタゴン

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怪獣系VTuber

元々はVRCで活動していましたが、動画投稿も始めたようです。

投稿動画は映画紹介、「型落ちおねーさん」とは違い邦画がメインでしょうか?

撮影もVRC内で行ってるようなので、もしかしたら見かける機会があるかもしれないですね。

 

 

・由宇霧

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バーチャル花魁。

マジで夜のお仕事の関係者で、毎晩9時のゴールデンタイムにエロい配信をしています。

エロい話といってもASMRでクチャクチャ言ってえちえちって感じではなくて実際のプレイな話やデリケートな部分についての悩みに答えるなど男女のアレコレについてのメッチャ為になる配信をしているVTuberです

冗談抜きに為になる配信をしてるので是非とも覗いてみてもらいたいですね。

性についてのお悩みはクッソデリケートなものなので、もしかしたらみなさんのデリケートなお悩みにももしかしたら答えてくれるかもしれないですね。

 

 

・珠香ユイ

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オ〇ニーの話したいがためにVTuberになったチャレンジャー。

オカズサイトについての話やオ〇ニーのスタイルについてアレコレを喋ってる動画を上げています。

男子諸君は必見なんじゃないでしょうか?由宇霧ちゃんとはまた違った意味で為になります。

 

 

・灰暗チカゲ

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天界から追放された天使のVTuberVTuberの天使は何故天界から追放されてるのか・・・。

クオリティの高い儚く美しい映像から繰り広げられる「楽しみにしてたゲームの不在届に気づかずに一日過ごした」みたいなあるある系プチバッドエピソードを上げてる子です。

不在届とじゃがりこのヤツは結構わかりみがあります。

 

 

・ピクラム

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twitter.com

 

ピクトグラムVTuberです。

日常にいるピクトグラムに紛れているとのこと。

この発想はぶっちゃけ天才だと思いました。

どんな動画なのか?是非動画をチェックしてみてください。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

色々なVTuberがまだこの界隈にはいます。

みなさんも「こんな尖ったヤツいたぜ」って自慢できる子を探してみてはどうでしょうか?

 

以上、ヴェンデッタでした。

こんな今だから「ミソシタ」を聞いてくれないか?

こんばんわ、ヴェンデッタです。

まだ未開封ですが、Vティークの方が届きました。

時間が出来たらじっくり読もうと思います、明日にでもゆっくり読みたいですね。

 

 

 

 

 

・ミソシタのアルバムが出ました

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ついに出ました、ミソシタのアルバム。

全10曲でYoutubeで公開されてる6曲を含めます。

今なら「ミソシタステッカー」「未公開動画100本」が付いてきます。

100本ってタイトルではなくYoutubeで公開しているポエム朗読のような動画が100本分の1時間40分ほど収録されたDVDが付いてきます。

この超ボリュームで2000円はハイパーお買い得なんで皆さんも是非買ってくださいいやマジで。

今日はミソシタの話です。

 

 

 

 

・その言葉は闇を持つすべての者たちへ

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ミッドナイト・ファイティングブリーフより

バーチャルyoutuber ポエムコア『ミソシタ#9』ミッドナイト・ファイティングブリーフ - YouTube

 

ミソシタのリリックから伝わるものは「コンプレックスじみたこじれた自意識」が強くあると思います。

報われなかった自分、ほの暗い灰色の日常、個室ビデオと自己の闇の解放、スケベと革命。

ミソシタが奏でるポエムコアと呼ばれるジャンルの楽曲たち、そのすべてにミソシタ自身を表現しているリリックが散りばめられています。

そして散りばめられたミソシタの一つ一つは飾ることなく等身大のミソシタがつまっているのです。

その等身大のミソシタの言葉は、闇を抱えて生きる人たちに何か引っかかるところが間違いなくあるはずです。

現実に対する鬱憤や苛立ち、創作者としての憂鬱、その闇に対するアンサー。

頭で理解すると同時に本能で共感出来る、ミソシタの歌うポエムコアにはそういう要素があるのです。

 

 

 

 

・ただの狂人ではなく、本質を見た上でふざけている思想家なのか

 

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地下二階のレジスタンスより

『ミソシタ#23』地下二階のレジスタンス feat. world's end girlfriend - YouTube

 

ポエムコア以外のポエム朗読の動画を見ると、ナチュラルにふざけてるようにも見えるし妙に本質を突いたポエムだったりと見た人を困惑させるような動画ばかりです。

だが一貫して「闇」「スケベ」「お笑い」な要素を貫いているのが分かると思います。

ミソシタのプロデューサーの「BOOL」の時代からそのスタンスは崩さすに続けている辺り、BOOL氏が提唱していた「おもしろダークネス」という考えが核にあるというのが感じられるんじゃないでしょうか。

じゃあミソシタは色物の狂人なのか?と思うところですが、各種音楽サイトが行ったミソシタへのインタビューを読めばそんなことはないということが読み取れます。

natalie.mu

現実をよく見ているからこその価値観、そしてバーチャルに対する概念としての可能性。

冷静に見ているのだからこそ、このリリックやセンスが生まれるのでしょう。

・・・やっぱ全力でふざけてるだけなのかもしれないですが。

 

 

 

 

 

・闇ヲ疾走ル

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闇ヲ走ルより

BOOL「闇ヲ走ル」 (Lyric Video) from "OMOSHIRO DARKNESS" - YouTube

 

個人的な話ですが、ミソシタの楽曲も大好きなんですがBOOL時代のこの「闇ヲ走ル」も好きです。

私がポエムコアというのがどういうものかどういうものか理解できたある意味私にとってのポエムコアの源流みたいな楽曲です。

ポエムコアとは何か、そんなストレートな疑問の答えが詰まった曲です。

これを聞いたうえでミソシタ楽曲に触れると、最初に受けた印象とは違ったものを得られるんじゃないでしょうか?

是非皆さんも聞いてもらいたいです。

 

 

 

 

ヘンリー・ダーガー

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ヘンリー・ダーガーより

バーチャルyoutuber ポエムコア『ミソシタ#14』ヘンリー・ダーガー - YouTube

 

ミソシタがポエムコアのテーマにしたこのヘンリー・ダーガー

非現実の王国でというタイトルの映画の元となった小説を書いた小説家。

60年に渡る長い歳月の中清掃員の仕事をこなしながら延々と「戦争で戦う少女たち」の小説を書き続けたまさにミスターポエムコア。

謎が多く、そもそも人と関わる機会がない人物だった彼がなぜそこまでしてその小説に没頭したのかは定かではありません、ですが間違いなく「自分の為の王国」だったはずです。

自分がメインで登場するという闇、その題材が少女たちというスケベ心(ふたなりやリョナの要素があるらしい)、そしてその小説を引きこもり延々と書き続けるという行為。

先の闇ヲ走ルとはまた違うポエムコアのアーキタイプがこれなんじゃないでしょうか?

 

 

 

 

・このクソッタレな現実だからこそ

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我闇ナリより

『ミソシタ#21』我闇ナリ feat. arai tasuku - YouTube

 

現実はクソッタレ、どこを切っても同じような切り口の延長な金太郎飴のような世界が広がってるクソゴミのゲロッカスだと思います。

ですが私たちは現実に生きている以上そのクソッタレと対峙して生きていかなくてはならないのです。

冗談みたいじゃないですか?何が好きでこんなゴミと付き合って生きていかなければいけないのでしょうか?

逃げたいです、ええ逃げたいですよ。

しかしながら現実に生きている以上逃げ場なんてないし、逃げたところで結局それに向き合うタイミングを先延ばししているだけなんです。

ミソシタのリリックはそんな私の心を鷲掴みしてしまったのです、がっちりつかんで芯に食い込んでくるのです。

「きっとなんとかなる!」みたいなチープな言葉で励ましてくるなんてことはせずに、「自意識を尖らせ続けろ」と唱え続けるそのフレーズにインパクトを受けたのです。

そして最高にクリティカルだったのが「我闇ナリ」の歌詞のフレーズ。

初期衝動の死んだ夜に生まれた ずっと消えないこの苛立

負けやしない 我闇なり 闇から闇 渡り続ける旅

今まで生きていた中で抱いてきた心の中の焦燥感のようなものの正体が分かったような気がしました。

ずっと何かになりたいと、何かをしたいと思っていました。

そこから足が動かないまま死んだように生きてきました。

しかしその焦燥感は小さいながらもずっと胸の奥をチリチリと焼き続けていました。

ですが、結局何がしたいのか何になりたいのかわからないままずっとこのまま生きていくのだと思ってしまいました。

その時に、きっと私は死んだのでしょう。

何故このフレーズでこの焦燥感を思い出せたのかは分かりませんが、本当に目が覚めた気分になりました。

私も自意識を研ぎ続けましょう、己を高めるのではなく徹底的に追及していきましょう。

そう、そう思ったのです。

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

長々と書きましたが

こんなダラダラと書いたこの感想文にはなんの意味もないです

みなさんの生きてきた価値観に間違いなくヒットするような楽曲ばかりなのは間違いないです。

そして私のこの感想は私の価値観で見たミソシタであるわけで、皆さんの価値観のミソシタではないのです。

絶対に損はさせません!是非聞いてみてください!

 

特に今VTuberの引退者が続出しているらしいですが、そんなみなさんにこそミソシタは響いてくるハズです。

四の五の言わずにいいから聞け!いいね!

 

以上、ヴェンデッタでした。

スマホというフロンティア、躓きと可能性

こんばんわ、ヴェンデッタです。

お盆ですが、引きこもりなお盆を過ごす予定です。

VTuberのアレコレ調べるとかもいいですが、色々と精神の休養を取りたいと思う今日この頃。

もう心の若さが失われているのかもしれません・・・。

 

 

 

 

・17LIVEとREALITY

配信サービスの「17LIVE」が大量のVTuberを公式ライバーとして100名を発表しました。

「響アオ」「アズマリム」「そよかぜアメ」「天神兎音」を筆頭に流星群プロジェクトやKAGAYAKI STARSなどの大手プロジェクトからも参戦があり、一気にVTuber界での知名度を高めました。

その翌日、GREEからVTuber専用配信プラットフォームの「REALITY」を発表しました。

史上初のVTuver専用プラットフォーム、upd8やENTUMなどなどVTuber大手がこぞって参入を表明していることなどとんでもない大ニュースになりました。

両方ともスマホでの視聴配信を主としたもので、スマホ層をターゲットにしてるのが分かります。

今日はそんな話です。

 

 

 

 

・17LIVEと例のアレ

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台湾製の動画配信SNSアプリ。

ライバーはマイページで動画や画像投下したりライブ配信したりできるよくあるやつです。

客層はパリピ感あります、普通に可愛い女の子が顔出して配信してるようなヤツです。

アプリ内で様々なイベントやオーディション企画みたいなのが行われており、賞金だけでなくアイドルデビューや雑誌掲載のような特典があるアレコレがやってたりします

先日「VTuberカテゴリを新設、100名のVTuberが参加」と発表があり、VTuberファンでも注目されはじめました。

しかしながら、その参加VTuberのスカウト関係に例のアレの話があったりしました。

 

・例のアレとは?

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コイツです、バーチャライズです。

 

17LIVEへの勧誘に当たり仲介企業にバーチャライズとライバーズという会社が暗躍していたそうですが、両社とも運営元は同じUNICORN株式会社という会社です。

www.wantedly.com

 上のページの「何をやっているのか」のページを見ると分かる通り、ここが大元です。

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 悪名が上限振り切れてるバーチャライズだけでなく、同じとこのライバーズの名義でも勧誘していたようです。

勧誘したVTuberはその後のサポート関係がずさんでサポート窓口がdicordだったりそのサポートアカウントが常にオフラインだったり色々とヤバかったらしいですね。

17LIVEからの直契約が多数にも関わらずまさかバーチャライズが仲介に入るとは思わなかったんじゃないでしょうか?

配信サイト大手からの勧誘だからといって安心すると痛い目に合うかもしれない状況なのはまだ続いてるということでしょう。

というかUNICORNはさっさとVTuber事業から手を引いた方がいいと思うんですけど・・・。

人気商売なのに悪評ばかり大きくなるのは大丈夫なんでしょうかね?

 

 

 

 

 

・REALITY

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GREEの総額100億投資計画の一つであろうこのVTuber専用配信アプリ「REALITY」

これも17LIVEと同じような感じでライブ配信出来るっていうアプリです。

ただ、まだ一般層からライブ配信できるってわけではなく公式発表で参加表明したそうそうたるメンバーの配信を視聴できるだけです。(十分すぎるとは言えますが)

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参加表明したVTuber、今後もまだまだ加入していくVTuberを増やしていくそうです。

そして今後の展開の一つとして「REALITY Avater」というスマホアバター作成から配信まで出来ちゃうライブアプリ展開もするそうです。

他のライブアプリとの差別化出来てる点は

・11月までアバター制作料収益化手数料0円

・ただ投げ銭するだけじゃなくて、「プレゼント」という形でライバーに直接アイテムを送れる

・そのプレゼントをライバーが直接着けてくれる

VTuber的な要素を活かしたサービスでありながらかなり参入しやすい形をとっているんじゃないでしょうか?

11月以降にどうなるのかが気になりますが、かなりいい感じなプラットフォームだと思います。

「人々を物理的な制約から解放する」「月間60時間の配信を目指す」という目標を掲げてるように、かなり積極的な姿勢が見て取れます。

ですがそらちゃんのREALITY初放送がカックカクでコメントが反映されてなかったのがあまりいい印象を与えなかったのが少しスタートで躓いてしまった感じがします。

あと個人的にアーカイブが残らないのが非常に残念な点ですね

一応REALITY公式VTuberいそら真実ちゃんのチャンネルで見逃した放送をアップするそうなんですが、配信ペースに対してアップするスピードがイマイチ間に合ってないところがネックです。

twitter.com

www.youtube.com

これよく見たら各VTuberのチャンネルが上げてくれたREALITYのアーカイブを再生リストにまとめてるだけっぽいですね、利権関係がめんどくさそうなコラボとかはどうするんでしょうか・・・。

これらの点に関しては今後のアップデートで改善される可能性が十分あるので杞憂しません、今後ビッグネームになる可能性が十二分にあるアプリと言えますね。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回の2つのプラットフォームの弱点に「雑談しか出来ない」というのが考えられます。

なのでスマホで簡単にVTuberになれる」時代が来ても「PCと全く同じような配信は出来ない」のがまだ壁として立ちふさがります。

ですがゲーム実況はMirrativやsoociiなどの別プラットフォームを使って解決しますし(その瞬間だけアバター無しのただの生主状態になってしまいますが)解決しようと思えばいくらでも手段はありそうです。

VTuberが物珍しいレアな存在からなろうと思えば手軽に誰でもなれる一般的なものにランクアップしようとしている今、実はスゴいことが起きているんじゃないかと思う今日この頃でした。

 

以上、ヴェンデッタでした。

「VTuber界隈が~」ってフレースの話は要らないのかもしれない話

こんばんわ、ヴェンデッタです。

最近びっくりしたことは、びっくりちゃんが普通にロケットリーグの実況生配信してることです。

普通のびっくりちゃん動画よりも普通にしゃべくりながらロケリをやってる光景の方がびっくりなんですね。

・・・すいません言いたかっただけです。

 

 

 

 

・こんなインスピレーション

今日こんな記事見つけました。

jp.ign.com

内容はゲームライターのお仕事内容が割に合ってないよみたいな内容でした。

その中であったのが「ゲームライターよりも配信者の方が書いたゲームに関する文章の方が魅力的なのかもしれない」みたいな内容の一文がなんとなく引っかかりました。

そしてなんとなく「もしかして、界隈指さしてどうのこうの言ってるのって余計なお世話で要らないんじゃないか?」って考えが思い浮かびました。

なんでこんな全く関係ない考えが出たのが分かりませんが、思いついてしまいました。

今日はそんな話です。

 

 

 

・「○○はVTuber界隈にとって~」

様々なVTuberをフォローしてると定期的に界隈全体を指さして「○○は為にならない」「✕✕はこの先の為に止めた方がいい」っていうツイートが流れてきます。

最近だと「エロで釣るみたいなのが多いからやめた方がいい」みたいなのが多い気がしますね。

確かに、露骨なエロワードで注目を集めようとして色々と過激なワードを連発してるように見えなくもないとは思います。

この先の界隈がエロまみれになって「なんてお下品な界隈だ滅べ!」みたいなことになったらまぁ確かに嫌ではあるとは思います。

ですがその未来は普通に考えすぎとも取れますし、ヤバくなってきたら止められるボーダーを見極めていればそのエロの刺激もまたいいスパイスにもなると思います。

それに言われてる側からすれば「自分の配信を見てるわけでもないのにいきなり界隈って主語に巻き込んで自分がdisられるのはなんか気に障る」とも思うんじゃないでしょうか?

だから、多分このお節介は大きなお世話なんじゃないかなぁと思うわけです。

 

 

 

 

・一人の言葉で世界は塗り替えられない

この世界って宗教だったり文化だったり人種だったりとバラバラで統一感はないじゃないですか?

イメージとしては色彩センス無しな感じでバラバラな斑点がぎっしりつまったまだら模様なのが世界って感じがします。

それでもってその場所から見える世界ってどの斑点から見るかでまた違った姿をしてると思うんですよ。

紛争地帯から見る世界ならこんなに悲しい世界はないと思いますし、逆に平和極まってる場所から見る世界はキラキラに輝いて見えるんじゃないでしょうか、そんなイメージがあります。

上で界隈が云々みたいな話しておいてアレですけど、それはVTuberにも言えると思うんですね。

所謂2017年組やにじさんじ1期生ばっか追ってる人から見るVTuber界と底辺でくすぶってる方や伸び悩んでいる方も含めて追ってる人から見たVTuber界、輝いて見えるか光と影が両方とも色濃くなっているか、それぞれどこからVTuber界を見たかでどう映るかが変わってくると思います。

なのでどの位置から見た人間が「界隈は~」なんて言ってもそれはその立ち位置の斑点の中での話であって、それより外にはあまり関係ないのかもしれないですね。

結局は世界が違うのに他の世界の目線で語るというのがおこがましいんじゃないかってことです。

上の「エロが~」の話に例えれば、ASMRが売りのエロOKなサキュバスお姉さんVTuberに「ASMRやエロトークは界隈が汚れるからやめろ」なんて言っても「何言ってんだコイツ・・・」ってなるわけで、そこは住み分けしてくれってポイントですね。

なので、何かにかこつけて「VTuber界隈は」と指さして何かを指摘するのは筋違いな感じがすると私は思います。

 

 

 

・「木を見て森を見ず」ではないが

細かいことに気を取られて全体が見えないさまを「木を見て森を見ず」って言うそうです。

今回話題に出したこのお話は木を見てメチャ森を巡回するみたいな話で勝手に心配されて勝手に憂いられてされてる側は「はぁ・・・?」ってなるって話だと思います。

もし追っかけてるVTuberに何かしらの問題があったり、ここは直した方がいいポイントがあったりしたらその方に直接言った方がいいのであって全体の問題として取り上げる必要は多分ないんじゃないでしょうか?

ヘルヘスの件やDiscordの件のような話題性たっぷりなスキャンダルのように嫌でも界隈全体に伝わるようなビッグニュースならまぁ全体の問題として注目するべきなのかもしれませんが、個人VTuberのちょっと目に余る行動をいちいち棚に上げて界隈の問題に祭り上げるようなことはしない方がいいでしょうね。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

壮大な自虐にも見えるこのお話ですけど、ようは「考えすぎはよくないかも」ってだけです。

「DEEPにVTuberを考える」なのに「考えすぎはよくない」っていうのもアレですけど・・・。

今後必要になるのは、何を問題と見るかっていう判断力かもしれないですね。

 

以上、ヴェンデッタでした。

ねこます氏の事実上の退陣と手段としてのVTuber

こんばんわ、ヴェンデッタです。

シロちゃんとアカリちゃんのアンソロ買いました、ついでに「バーチャルYoutuberはじめてみる」もたまたま見かけたので一緒に買いました。

Vティークも欲しかったんですけど、取り扱ってなかったみたいでしたね。

まだアンソロだけ読んでるだけですが、アンソロでもメッチャ可愛かったです。

シロちゃんの脳内再生率ヤバいですねコレ、吹き出しの台詞を頭の中のシロちゃんが読み上げ始めるんですよ。

アカリちゃんのはエロ本でした。

 

 

 

 

・のじゃおじの重大発表

www.youtube.com

突然の重大発表、内容は「チャンネルの名前がV番連になります」って話でした。

バーチャルな技術を使った番組を投稿するチャンネルにするんだそうな。

その中で、のじゃおじことねこます氏はこのチャンネルでの動画投稿はもうしないとのこと。

ch.nicovideo.jp

ここも一緒に合わせて読むといいと思います。

その中でも気になるのは「技術的な向上があるわけでもないのでYoutuber的な動画は作りたくない」というコメント。

どうしてこういう結論に至ったのか、みたいな話です。

ちなみにもうチャンネル名は「V番連」に変わっています。

そしてV番連としての動画も投稿されていますので、よろしければどうぞ。

www.youtube.com

 

 

 

 

・そもそものコンセプト

ねこます氏のバーチャルYoutuber活動を始めたそもそもの目的は「Unityや3DCGの勉強」でした。

ブロマガ内でも明記してますし、いつからか本人の口から語られたのも覚えています。(その情報元がどこかは忘れてしまいましたが・・・)

しかしながら本人の意思とは別に「のじゃおじとしての知名度がバンバン上がっていく」という状態が本人が思っている以上に大ごととなって起きました。

つまり「Unityエンジニア」としてではなく「のじゃおじというエンターテイナー」としてバズってしまったわけです。

結果イベントに引っ張りだこで案件も多数というYoutuberとしては成功しましたが、本命のUnityや3DCGの勉強については全く進まないという状況が起きてしまう、そんな本末転倒な状態になってしまったのです。

別によくない?と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、本人的にはUnityや3DCGの勉強がしたいわけなんですね。

言い方がよくありませんが、その手段としてVTuberを選んで失敗したわけです。

一人のファンとしてはアバターのみここちゃんの改良具合の進捗やVRCで使えるなにかの開発状況をそれこそ日記的に投稿してるような動画でも全然良かったと思いました。

ですが、そのキャラクター性が受けていてその声援に応えたいというとなると自然とYoutuber的な路線になってしまうのはまぁしょうがないといえばしょうがないとも言えるかもしれませんね・・・。

 

 

 

・手段としてのVTuber

よくVTuberさんの生放送でVTuber始めたい云々の話題の時に出てくるのが「なんかの目的がないとつぶれちゃうよ」というワードです。

「人気が出なくても自分はこういうことがしたくてVTuberを始めたってノリじゃないと続かない」とのこと。

例えば、「DRPGの良さを広めるためにVTuberを始めて良さを広めていきたい!」みたいな感じでしょうか。

つまりは何かをする手段としてVTuberを始めるのがいいというわけなんですね。

自分が全面的に目立って何かを広告したり宣伝したりするということではVTuberはいいのかもしれません。

ですがその目的と手段がかみ合わなかったときに、ねこます氏のような葛藤が生まれるんでしょうね。

先に挙げた「DRPGを宣伝するために~」を例にとれば「雑談配信やレアアイテム採集作業でのトークの方が受けてどこまでDRPGの宣伝に貢献できてない」ような状態になったときに「これでいいのか・・・?」ってなるんじゃないでしょうか?

もっと言えば「色んなゲームのイベントに招待されるようになったはいいもののアクション系ばっかで肝心のDRPGはやらせてもらえない」ような状態になったときにこれじゃない感が強くなると思います。

目的と手段を合致させてその上でバズらないと、納得のいく結果というのは得られないのかもしれませんね・・・。

 

 

 

・別にこの退陣は悪じゃない

こののじゃおじの退陣は別に悪いことじゃないです。

本命だったUnityの勉強に専念するため、その上で自分をアップデートするために必要と判断したことです。(少しオーバーかもしれませんが)

その決断に誰も反論できないと思いますし、そのことに噛みつくような人は「君はのじゃおじじゃないのに何が分かる?」と言われてもしょうがないと思います。

何かをするためにVTuberになって、結局目的へ全然進めなかったから休止する。

それはきっと手段を間違えたっていうだけで責められるようなことではないのかもしれません。

ですが、活動を通して生まれたファンや仲良くなった他のVTuberとの交流なんかはきっと楽しいものですし、例えそれが目的と噛み合ってなかったとしてもいい経験になるはずです。

イベントに出演してたのじゃおじだって目的と噛み合ってないことだとしても楽しくしてたはずですし、色んな技術に触れるいい機会だったはずです。

少し悲しいですが、応援していきたいものですね。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

少し関係ないですが、こんな記事がありました。

blog.otakumode.com

アイちゃん、アカリちゃん、シロちゃん、月ちゃん、そらちゃんの運営陣が集まってしゃべくるガチの有識者会議な記事です。

そのなかであったのが「下手したら、一回やめる流れが始まった瞬間、一斉にやめ始める可能性がある」というコメント。

これが皮切りに・・・ってなるのが個人的に怖いところです。

まぁこの数日の流れを見る限りは大丈夫そうではありますが、やっぱり心配になりますね。

あと、記事の中身は本当に界隈全体を意識してどうするかという本当に有意義な内容なので皆さん是非読んでみてください。

特に中間層を死滅させないようにどうするかどう維持するかという言葉が出てくるのはスゴいなと思いました、前へ上へだけではなくちゃんと足元をみてバランス取る必要があるという認識があるのはうれしいですね。

 

以上、ヴェンデッタでした。