DEEPにVTuberを考える

VTuberが好きな私が色々と書きます。

3Dなアイツらが私の心を惑わせるのか?

こんばんわ、ヴェンデッタです。

明日は定時で上がれそうなのでツイッターのアイコン作ったりしたいですね。

まぁ絵心とか一切ないのでどうしようかってところですが。

前回、2Dと3Dの違いについてメチャクチャ薄めに書いていきましたが、今回は3Dキャラを使ったVTuberの動画のパターンを紐解きながらどういうことが出来るのか考えてこうと思います。

 

 

・仮想空間でクリクリ動く

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Azuma Lim Channe l-アズマ リム-  より

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これが一番の強みでしょう。

こんな感じに仮想空間上で動き回ってしかもリアルタイムにリアクションを取ってくれる、まさにアニメキャラと実際に触れ合えているような没入感を味わえるのです。

特にアイドルキャラが生放送でアドリブで歌って踊ってくれるなんて考えれば、まさに新時代といえるんじゃないでしょうか?

 

 

 ・オブジェクトや物理演算を使った新型エンタメ

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Zonbi-Ko channel より

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こんな感じに物理演算とオブジェクトを使って動画にバリューを持たせることが出来ます、技術的な壁があるので初心者が手を出すのは難しそうではありますが。

あまり正確ではない物理演算を使った物理演算芸なんてものもあるのでワリと簡単に笑いが取れるような動画が撮れるっていうのも制作側的には美味しいんじゃないでしょうか。

 

 

・2キャラ以上使っての寸劇等も出来る

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あいえるちゃんねる/株式会社インフィニットループ より

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上のgifは寸劇ではないですが、こんな感じに環境さえあれば簡単に絡ませることが出来ます。

これに関しては石ダテコー太郎氏の作品のファンならよくわかるんじゃないでしょうか?

特にニコ生で40分ほどの生撮影をして、それを元に編集をかけてTVの本放送を行った作品である魔法少女?なりあ☆ガールズ」はこの利点をうまく使った作品だと思います。

撮影の裏側も公開している作品なので、3D技術に興味のある方は是非見ていただきたいです。

 

 

・ゲーム実況等だとやっぱりこうなる

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のらきゃっとチャンネル より

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ゲーム実況やアキネイターなどのネット診断企画など画面がメインになってキャラがすみっこに寄るようなタイプだと所謂「ゆっくり実況」のゆっくり饅頭のポジションになってしまうので、わざわざ3Dキャラを使ってもうま味は薄いと思います。

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Mirai Akari Project より

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こんな感じにキャラが画面をタッチして進めていくようなタイプもあります。

 

 

 

 

 

 

さてさて、こうして書くと「やっぱ3Dサイコーだし2Dはいらねぇんじゃねぇの?」って思う過激な方も出てきそうな感じではあります。

なので、次は3Dの難点は何かを色々と書いていきましょう。

 

・ゼロから始めるにはまだ敷居が高い

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バーチャル美少女ハラムちゃんねる より

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3Dキャラを動かすための機材や環境をそろえるとなるとやはり高額の資金が必要になってきます。

上の画像にあるVIVE(VRヘッドマウントディスプレイ)以外の方法だとKinektを使ってやるスタイルである通称「のらきゃっと方式」が存在します。

のらきゃっとちゃんのコメントによれば初期投資は3万ほどだったとのことですが、現在KinektはPCアダプターと共に高騰中な上に品薄とこれも初心者には厳しいものとなっているのが現状と思われます。

 

・3Dアバター制作の難易度が高い

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もちひよこ より

 

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私事ですが、私はその昔絵を描こうとして色々調べて「とりあえず模写と丸を描きまくれ!」ってところで飽きて挫折した経験があります、基本の「き」もできていないのに情けないですね。

もしそんな人間が3Dモデル作成に挑戦して、理想のキャラクターを作れるのに何年かかるのでしょうか?

まぁ流石に大げさでしょうが、3Dモデル作成は難しいという声はネットでかなり聞かれます。

さらに作成したモデルに関節を入れたりウェイト調整をして動かせる状態にするまで弄り倒すとなると・・・。

 

少し脱線しますが、上の方でも挙げた石ダテコー太郎作品の中に「みならいディーバ」という作品があります。

その制作裏話の中にこんなものがあります。

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これがみならいディーバの登場するキャラクターのラフデザイン。

 

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そしてこれが実際のモデルとなったデザイン。(以下より抜粋)

【無料】みならいディーバができるまで。(AnimeJapan2014ステージ発表) - ニコニコ動画

ヒラヒラした装飾が取り払われてスッキリシンプルなデザインに落ち着きました。

そして他の3DVTuberのデザインを見ると、やはりシンプルで髪やスカート以外に動く装飾をつけているキャラは少ないようです。

こうして見ると、派手な装飾をモデリングするとなると相当な壁になってくるようですね。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

次回は2Dキャラの利点や欠点を色々と考えていきたいと思います。

今回動画のスクショやgifを使ってみました、ちょっとは記事に厚みが出てきてくれたでしょうか?

なるべく毎日更新を目指していきたいですね、生放送や動画を見ながら書いていたので気が付けば日付が変わっていたわけですが。

 

 

以上、ヴェンデッタでした。

 

3/21追記

軽微な修正と引用元のチャンネルを設置しました。

よろしければチャンネルの方も覗いていってください。