ジャニーズが作る先は多分枝分かれ
こんばんわ、ヴェンデッタです。
Magic the Gathering Arena(MTGアリーナ)が日本語に対応したので始めてみました。
MTG自体初めて触るのですが思考停止でカードを切る場面が少ないですね、プロプレイヤーが集中力保持のためにラムネ食ってるのも頷けます。
私はかの有名な「ネクロの夏」のエピソードが好きなので「白ウィニー」を組んでみようと思っているのですが、何故コントロール寄りの黒緑の混合デッキを組んでいるのでしょうか・・・。
・ジャニーズがバーチャルになりました。
あのジャニーズからバーチャルアイドルとして2名がデビューしました、スゴイ時代ですね。
バーチャルアイドルであってVTuberではないようで基本的にはSHOWROOMでの生配信をメインに行っていくようです。
この発表のインパクトは凄まじく、配信初日はSHOWROOMがパンクするほどの人が配信に駆け付けその様子がそのまま夜のニュースで報道されるほどでした。
そして両名とも既存のグループ(なにわ男子)からのCV選出、つまり中の人がオープンな上に人気グループからの抜擢なのも注目であり物議を醸しております。
「リアルでもイケメンでアイドルなのにバーチャルになる意味とは?」という感じでジャニファンとVTuberファンの両サイドから疑問符を投げつけられまくっております。
確かに素材そのままでも十分人気なのにわざわざアバターをまとってSHOWROOMで配信する意味合いというのは薄いように感じます、事務所がどういう考えで投下したのかが未だに見えないのは少し怖いですね。
ただ配信の様子を見る限りは参加したファンは中の人の名前で接するのではなくキャラクターの名前で呼んでいる辺り「楽しみ方がVTuber的」なのが面白いですね。
そしてSWOHROOMに来てたまたまバーチャル蟲毒組の2名(結目ユイ、九条林檎)の配信に飛ばされたジャニファンもメタな内容でおちょくるような感じではなく「中の人の話とかって大丈夫?」などと距離感を確かめながらSHOWROOMの使い方を教わったりジャニーズトークしたりして普通に交流を楽しんでいるというのも興味深いです。
個人的にはVTuberというモロにオタクコンテンツにはリアルアイドルを追うような層はもっと抵抗感があるものだと思っていましたが、認識を改めるべきなのかもしれませんね。
そもそもバーチャルになったジャニーズを見に来るような物好きなファンだとこういうコンテンツにも抵抗がないのかもしれないだけかもしれませんが。
しかしファンとしてはこうしてジャニーズと交流できるってことの事実はヤバいでしょうね、心停止しそうな勢いで幸福指数が高まりそうなのが分かります。
こういうところ、まじ推せる。#バーチャルジャニーズ#苺谷星空 pic.twitter.com/aJOzyGl5Ig
— mikihouse (@m_ooimo) February 20, 2019
・悪い話ではない
と思うんですよね。
この話が流れた時の反応は否定的な内容が多いように思えました、私のツイッターのTL
を見る限りは。
理由は上でも書きましたイケメンなのに云々みたいな感じで、ジャニファンからの否定的な反応も同じ感じでした。
ただ私はこのジャニーズ参入は新しいムーブメントとしてアリだと思います。
ジャニファンの参入によって新規の取っ掛かりに繋がるというのもありますが、今後のVR機器やVRアプリの広告塔としての役割としても有用性が高いと思います。
アイちゃんなどの既存のVTuberよりもジャニーズレーベルが付いたバーチャルアイドルの方が一般層へのアプローチが強いんじゃないでしょうか。
もちろんほぼのゼロから出てきたVTuberというコンテンツが一般へ認知されてそれがVRの広告塔になる未来の方がロマン溢れるしVTuber界隈に身を落としているであろうみなさんとしてもそれが望ましいと思います。
それでもジャニーズレーベルの前では少々厳しいと思いますし、今後伸びていくであろうVTuberというコンテンツがもっと伸びる可能性を見るよりは既にある程度の伸びが見込めるジャニーズの方が短期中期で見る限りは強いカードですよね、もちろん独自コンテンツと多様性で既存のVTuberがVRアンバサダーとして抜擢される可能性も十分ありますが。
そもそもなんでバーチャルジャニーズの参入を不安視する人が多かったのかがイマイチ分かりません。
異文化からのファンによって界隈が荒れるのでは?というのは上でも書いた通りの感じなので思い過ごしでしたというオチでしたね。
顔が云々であるなら元モー娘のni-naちゃんにも同じ反応が来るはずなんですけど全然そんなことなかった記憶があります。
バーチャルジャニーズとの違いは何でしょうか?現役でアイドル事務所に入っているかどうかでしょうか?(卒業がどこまで指しているのかが分からないんですが)
それともni-naちゃんにはHIKKYがバックについているからでしょうか?男性だからでしょうか?
もちろん現役ジャニファンが既存VTuberと亀裂が作るかもしれないという可能性は間違いなくあります。
ですがそこばかりに目を向けるのもまたナンセンスですし、新しく握れた「バーチャルジャニーズ」と「バーチャルジャニーズファン」というカードを活かしていく方向で考えていけば今後の展開に多様性が生まれて色々な可能性が見込めるんじゃないかと思います。
・このまま進めば枝分かれするだけ
ただ現状はSHOWROOMでの30分づつの配信のみなのでSHOWROOMサイト内での配信にとどまってるので他の配信にジャニーズファンが出没するという話はあまり聞かないですし、当時から毎日配信してたバーチャル蟲毒組の配信に多少流れているだけでとどまっているのはあります、如何せん分母が多いので多少の規模が凄まじいのですが。
なので現状このままならSHOWROOM組の配信が盛り上がって既存のVTuberとの接点が薄いまま盛り上がっていくだけじゃないかと考えています。
Youtube以外でVTuberが盛り上がっているというのは中々イメージが付かないと思いますが、これを期にSHOWROOMでのバーチャルカテゴリが盛り上がるの可能性も十分あります。
そしてこのまま接点薄い状態で伸びていけばSHOWROOM内での大きな勢力になって既存のVTuber文化とは違う形で枝分かれしていくんじゃないかと思います。
その可能性で考えていけばなおのこと危惧する要素って言うのは薄いんじゃないでしょうか。
外部勢力の流入で界隈がかき乱される可能性を考えるのも当然ではありますが、いい変化にするためにどうあるべきかという考えも必要なんじゃないでしょうか。
以上、ヴェンデッタでした。