パイがなければつくればいい、らしい
こんばんわ、ヴェンデッタです。
アイちゃんのアンソロとオリジナル曲を買いました。
アンソロはどの作家さんもアイちゃんの特徴捉えてて脳内再生余裕って感じでした。
オリジナル曲はitunesストアで色々なラウドロックと一緒に買いました、ハイパーやかましいトラックのトリを飾るhello morningはED感がスゴかったです。
キズナアイが親分で親分で本当に本当に(Mashup feat. yaca)https://t.co/iIP0toxZT6 pic.twitter.com/r9zs0wlwZe
— ワニのヤカ Vtuber (@c_yaca) 2018年7月15日
このラップもスゴいです、流石。
・ファンは頭打ちなのか?
頭打ち:物事が限界に達してこれ以上には向上しえない状態。
つまりいうと内部のファンで回ってる状態でこれ以上ファンの数が増えていない状態なんじゃないかっていう話です。
なんでこんな話始めたんだっていうのはですね、お昼ごろにこんな感じのツイートが流れてきたんです。
結局なにが言いたいかというと、
— えふの字 (@Fnoji99006) 2018年7月17日
・VTuber界隈は既に全員に評価を与える時期を過ぎてしまった
・だからVTuber自身や視聴者はどうにかして人気になる方法を実践しなくてはならない
・その一つの手としてVTuber界隈はより多くの人を巻き込むコンテンツになるというものがある
です
ふしまつ座談会って放送で「流行りの放送が評価されやすく、作品をつくる人は評価されにくい」みたいな話を受けてこのツイートに至ったとのことです。
確かに、流行りの放送に人が流れるのはもう仕方がないのです。
結局ウケがいいコンテンツっていうのは「インスタントに楽しめて、分かりやすくて、(お笑い的に)面白い」ものがウケると私は思います。
それは雑談放送だったり、みんながやってる流行りのゲームだったりするわけです。
視聴者側がそういうものを求めている以上そのニーズに答えるのはまぁ正しい形ではあるのかもしれませんが、もっとクリエイティブで独創的なものを求めてこの界隈に足を踏み入れた人からしたらこの現状は残念かもしれませんね。
その中で作品を上げてるタイプのVTuberにスポットを当てるために、そもそものVTuberファンの頭数を上げてはいかが?みたいな感じのが上で貼りつけたツイートってわけです。
今日はそんな話です。
・外部からファンを獲得するためには?
VTuber界の外からファンを獲得するためには、手っ取り早いのは外部進出でしょう。
四天王を筆頭にした2017年組VTuberのメディア進出もそれに貢献しているともいえますね。
実際にアイちゃんはサンデージャポン出演のタイミングでチャンネル登録者数の伸びが急加速して見事200万の大台を達成しました。
外部へ発信する手段としてメディアに乗せて発信するのはこれ以上ないほど分かりやすく手っ取り早いと思います。
あと、別に各種マスメディアに乗るのが外部進出というわけではないです。
例えばゲーム部
ゲーム上手いVTuberの集団なわけですが、この活動が話題になって発展していけば各種e-sportsの大会へプロゲーマーに混じって出場資格をゲット出来る可能性があります。
話題性としては十分でしょう、CGのキャラがゲームの大会に殴り込みを仕掛けるという構図だけで色物枠としては十分です。
外部で話題になればそこがのりしろになってくれるはずです、そこからVTuberへ入るきっかけになる可能性だってあります。
他には漫画連載が決まった万楽えねや小山内めいみたいなパターンもあります。
万楽えね氏『マガポケ』で新連載スタート バーチャルYouTuberに取材する様子を生放送 | ORICON NEWS https://t.co/vUo04wIkJs
— 万楽えね♈️21日誕生日お悩み相談凸配信 (@maguraene) July 9, 2018
他のメディアに自分の作品を売り込んで、それが評価されれば「この作者何者・・・VTuber?」って流れでそこから入るきっかけが出来るわけです。
今はまだ芽吹いていませんが、今後は音楽の方面からもVTuber界へ入るきっかけが出来ると思っています。
私も買いましたアイちゃんのhallo morningがもっと話題になればそこからものりしろが出来るわけですし、今後デビューアルバムが控えているミソシタも反響次第では十分にきっかけになる可能性を秘めています。
もしオリコンに載るなんて事態になればこのハイパー色物なビジュアルしているミソシタの特集を組まれるのは間違いないですし(すでにナタリーで記事が書かれていますが)、地上波で流れる可能性も・・・かなり低そうですがないことはないって感じでしょうか?
外部進出するにあたり、なにを発信するかを考えた場合創作系の方はかなり強い売り込みポイントになるわけです。
VTuber界隈が生主文化の軌跡をとんでもない勢いで辿っているという声も上がってますが、それだけじゃないということをアピールした上で外部へ発信していければもっと創作系のVTuberへスポットが当たる可能性だって出てきますし、それ目当てで足を踏み入れる方が増えればそれこそ流行がガラっと・・・とはいかなくても少しずつ流れが変わっていく可能性だって十分あるわけです。
動画メインで何かしらの創作をなさっている方はかなりつらい時期ではありますが、分母が増えるであろうこの夏をここを乗り越えていけば必ず注目されるチャンスが来ると私は思います。
生主の後追いだけじゃないよっていうところをもっとアピールできるような界隈にしたいですね。
・女性向けVTuber
意外と居そうで居ないのが女性向けVTuber。
思いっきり女性向けなキャラデザや魂の起用をしたVTuberは案外鳴りを潜めていたりそもそもそこまで数が多くなかったりと上手くいっている様子はなさそうじゃ状況です。
現状VTuberのファン層の8割だか7割だかが男性のこの状況ではまぁあまり需要は無さそうではあります。
昨日このモロに女性向けな方の放送にお邪魔しましたが、コメント欄の雰囲気が他のVTuberと全然違うところを見ると女性が多いとこういう感じになるのかというのを直に感じました。
ですが「ルクスくんが始めて見るVTuberだよ」ってコメントが割と多かったところを見る限り、女性向けってだけでも外部からのファンを獲得する可能性があるのかもしれません。
あとは「女性向けのVTuberこんなんいるよ!」っていうのをどうやって外部に発信するのかという手段が難しくなってくるんじゃないでしょうか?
素人にはそこら辺のマーケティングはよくわからないのですが・・・。
ですが、女性向けVTuberの誰かが伸びればこれだけでも外部からファンを獲得する手段が出来るのかもしれないなと私は考えます、漠然としてますが。
いかがでしたでしょうか?
ファンの数云々の話でよくいわれているのは「VTuberは今パイを食い合っている状態」というフレーズです。
生放送が複数流れている状態が続いているこの界隈ではファンの取り合いが発生するのをファンを切り分けたパイに例えて表現したフレーズです。
年末年始のVTuberは動画メインで生放送はかなりレアでした。
みんな動画投稿を主に行っていたのでパイを食い合うなんてこと自体が起きなかったわけです。
のらちゃんやそらちゃんの定期放送をみんなで見てキャッキャして、たまーにやるアイちゃんアカリちゃんやシロちゃんの放送をお祭り感覚で見て感想言いあう流れは今ではもう懐かしいですね。
それが今では生放送だらけになってどこを見ればええねん!って状態になるとは思ってもいませんでしたが・・・。
このパイを食い合う状況がどうなるのか、見届けていきたいですね。
以上、ヴェンデッタでした。