失策が止まらずに走り続ける
こんばんわ、ヴェンデッタです。
仕事量がんでもないことになってきました。
それなのに上層部は人増やせって意見をはぐらかして誤魔化す始末。
今回の記事とかもっと早く飛びつけたのにホント現実は世知辛い。
・VTuber百ッカソン
にじさんじの委員長こと月ノ美兎のニコ生公式ラジオ放送で発表されていたこの「バーチャルYoutuber百ッカソン」
簡単に説明すると「ニコニコ大百科にVTuberの記事を1000人分作ろうぜ、プレゼント企画もあるよ」って感じでしょうか。
参加賞にAmazonギフト500円分、一定数達成で「VIVEとハイスペックPC」「VTuberグッズ大体全部」が抽選で1名づつ当たる抽選が入るそうです。
現状wiki的な意味での機能がギリギリ果たせてるのは「バーチャルYoutuberランキング」がメンバーリスト的な意味で使えるのかな?ってレベルで使えそうなまとめwikiが存在しない状態です。
なので、これはコンセプトとしてはまぁ悪くはないとは思います、ですがキャンペーン方法が良くないと非難轟々でしたね。
今回はそんな話です。
・そこのサイトの名前を言ってみろ
そもそもこれに尽きるんじゃないでしょうか?
このサイトの歴史を辿ると元々はYoutubeの寄生サイトでコメント流せる機能がニュース速報VIPに目をつけられて遊び場にされ、そこから少しづつ知名度を上げていった感じのサイトです。
なので、この動画サイトの完全な生え抜きコンテンツって案外無いんですね。
初音ミクのブームもユーザー由来ですし、レスリングや淫夢といった「例のアレ」御用達のコンテンツもそもそも釣り動画だったり炎上ネタだったりするわけです。
最近のVTuberをニコニコに優待しようって動きはある意味ニコニコ初期への原点回帰とも言えるし、私自身も前の記事で「別にYoutubeだけで活動する必要はない」みたいな感じの記事を書いたんですけど、別にニコニコにこういう動きを求めてるわけじゃないと大半の人は思ってますし、ぶっちゃけここ数年のニコニコの動きを見てニコニコで活動しようと思えないと思います。
動画の画質、収益化関係、海外知名度、どれをどれを取っても正直Youtubeに大敗してるわけで、一番のウリである「動画にコメントが流れる機能」はブラウザの拡張機能でYoutubeでも出来るので本当にニコニコ動画自体にはメリットはないと言っていいんじゃないでしょうか。
・百ッカソンであった問題色々
これはVtuberぼっちぼろまるの記事です。
この6行の文章とニコニコ内の動画リンクだけで構成された記事を書くだけで500円とVIVEやらなんやらの応募資格がもらえるわけです。
私の記事の平均文字数が大体1500~2000ぐらいなのに対してこの薄さはなんなんでしょうか?
このクッソ短くて適当な記事を書くだけで500円ですよ?私のブログなんて収益がゼロどころか毎月1000円払ってるんですよ?
このクソ緩い参加資格のせいで飽食がワラワラと湧き出てきて上の記事レベルか「ヴェンデッタはバーチャルYoutuberのストーカーである」みたいな一文で終わってる記事まで出てきている「クソ記事が量産されてる状態」になってしまっているのです。
というか、詳しく書こうにもデビューしたてで活動の歴史も浅くてまだどういう存在なのかわからないようなVTuberの記事とかどう書けばいいのでしょうか?
まだ動画を5本しか出していなかった頃の私の愛する「キランユウ」の紹介記事を書いた私ですが、動画の方向性やキャラクターなどなど書いていけばあれぐらいは書けるもんです。
deepthinkvtuber.hatenablog.com
これぐらい書ける理由は単純に「好きだから、愛情があるからそれを表現するために」って感じでしょうか。
だから「金のために」記事を作成した項目がお粗末な感じになるのは明白でしょう、実際に発表時にはクソ記事乱発を危惧する声が上がっていました。
wiki自体個人の善意の集合体で形成されているわけです、項目の編集や作成が個人に委ねられている上にその行為自体に報酬が発生するわけではないです。
私は昔、「アニヲタの集い」という携帯サイトのコンテンツ「アニヲタwiki」で記事を幾つか作成したことがあります。
間違った情報を書けないですし、画像とか単語をリンクさせたりとかいろいろとめんどくさかったです。
それなのに記事を作ったのは完全に自己満足の為です。
この項目についての記事を書きたいっていうよくわかんない自己顕示欲めいた欲望のためだったような気がします。
だから今回の百ッカソンのような「金目当てな人達」が作成する「愛のない項目」が「めんどくさい編集作業」をしてくれているわけがないじゃないですか。
また、今回のこの騒動で記事を書かれたくないよってVTuberが居たにも拘わらず勝手に項目を作られたり、そもそも項目の内容が適当だったり嘘が混じっていたりしたというのも問題でした。
これに関しては引退もしくは活動休止するVTuberが出てくるほどの問題にまで発展していきました。
集まってきた人達とVtuberとのズレが引き起こした結果でしょう、正直こういう事態になるというのは想定できたと思うのですがニコニコ側は想定出来なかったのでしょうか?
流石に今キャンペーンを中止なんてしたら「お金目当てな人達」からのブーイングが半端ないことになると思うので止めるのはしないと思いますが、これ以上問題を起こさずに穏便に終わってくれればいいと思います。
いかがでしたでしょうか?
ドワンゴには心底呆れました。
トップを変えて減少するユーザー数を取り戻そうとVTuberに目をつけて取り込もうと色々とやっているわけですが、まだまだ「オワコンの風潮」は払拭できそうにないようですね。
以上、ヴェンデッタでした。