石ダテコー太郎という男
こんばんわ、ヴェンデッタです。
最近見かけた個人勢新人VTuberの方は絵柄がどことなく女性的なものを感じる方が多いように思いました。
男性の比率が比較的高い印象でしたが、女性も参入しようとしている傾向なのかもしれませんね。
・新バーチャルYoutuberの番組?「ばーちゃるわいど」
3/29(木)に新番組「ばーちゃるわいど」の配信が始まります。
3Dキャラを使ったワイドショーということですが、一部界隈で有名な監督「石ダテコー太郎」氏が携わっています。
以前に私のブログでも触れましたが、3Dキャラを使った生放送の監督を数本やっていたある意味このVTuber界の先駆け的な存在だと思います。
今回は、この石ダテコー太郎氏(以下、ダテコー)について色々と書いていきたいと思います。
この前知識を持っておけば、本放送をもっと楽しめるかもしれません、しれないかもしれません。
・どんな人なの?
フリップ持って明坂聡美に向って調子に乗るダテコー
元々は芸人で、3回の解散を経て放送作家に転向した人。
お笑いやバラエティ関係を受け持っていたが、その後「gdgd妖精s」を皮切りにアニメの脚本兼監督を始めることになりました。
ダテコー作品の特徴として
・演者のアドリブ要素がかなり強い、一部ではアドリブ頼りじゃないかと言われるレベル
・撮影したアドリブを編集したり別撮りを合わせてアニメっぽくしてるように見せかけてるものが多い。
・しかし台本自体はアドリブの流れを汲みつつそれを伏線として使ったりしていたりなんやかんやまとまっていたりしている。
・よく監督が出しゃばる。(出すぎだと叩かれるような時がある)
・フラッシュアニメ調or静止画と3Dキャラを使った作品がメイン
以上な特徴があります。
例えるなら、「3Dキャラを被ってやる声優ラジオ」と表現するのが近いんでしょうか?
演者のアドリブ劇、3Dアニメーションを使った作品。
これは実質VTuberではないでしょうか?(暴論)
作中もしくは作品外の宣伝番組に出演した時は芸人感ある調子のいいおっさんですが、Twitterの言動やインタビュー、特に「みならいディーバ」立ち上げの時のプロデューサーとの対談では一転作品に対するストイックな姿勢が見える、そんな人です。
・ただ、無茶ぶりさせるだけではない
村川絵梨サンタのトナカイ役に興じるダテコー
上でも触れた「アドリブさせまくる」という点ですが、ただ声優に無茶ぶりをさせるのではなく声優の隠れた一面を引き出していくという狙いがあるようです。
あとは事前のキャラ設定に対していざ蓋を開けて見たらアドリブや声優のキャラが強いせいで全然違うキャラになってしまったが、そのギャップがまた面白くなるという化学反応を狙っていたりしているそうです。
その辺りの狙い方もVTuber的に相性がいいとも思います、演者の負担は半端無さそうですが。
流石に収集つかなかったり、ツッコミ不在に近い状態の場合はダテコー本人が介入していくようです。
作品自体完全にアドリブ進行というわけではなく、要所の肝になる部分はアドリブ劇になるのであって結構台本はしっかり組まれているようです。
(なりあ☆ガールズでチラっと映る台本を見る限り、そこも台本だったのかと思わせられる部分があったりする)
・個人的な話
てさぐれ声優にプレゼントをもらい嬉しがるダテコー
ぶっちゃけ、「ばーちゃるわいど」の存在は今日知ったのでこの記事は超突貫です。
ですが、私自身ダテコーのVTuber界参入を期待していたので嬉しい話ですしお試し版とはいえ期待しています。
ダテコー作品のライブ感は他のアニメ作品にはほぼないもので、非常に貴重な要素です。
監督自身もアドリブ劇と3Dアニメのノウハウは数をこなしているだけあって高いはずです。
VTuberのライブ感とダテコーのノウハウがうまくかみ合ってくれれば、きっと界隈のビッグネームにまで膨らんでくれるかもしれないと私は思います。
「ばーちゃるわいど」の作中でも「天の声」として出演するらしいですし、その辺りの化学反応も楽しみにしていきたいです。
いかがでしたでしょうか?
今回は超突貫だったので短めですが、また機会があればダテコー作品の魅力とVTuberとの親和性を記事に出来たらなぁと思います。
もしよろしければダテコー作品をチェックしてみてはいかがでしょうか?
VTuber的にオススメなのは「みならいディーバ」「魔法少女?なりあ☆ガールズ」がいいと思います。
また、なりあ☆ガールズはアニメ本放送ではなく、生放送でアニメの撮影をする「生でアニメをつくるさま」を是非チェックして欲しいです。
以上、ヴェンデッタでした。