DEEPにVTuberを考える

VTuberが好きな私が色々と書きます。

君たちの関係はブラスか?マイナスか?

こんばんわ、ヴェンデッタです。

昨日の記事が思ったより読まれているようで、みなさんありがとうございます。

しかしあのヘルポエムが拡散されたと思うと「うぉぉ・・・」ってなりますね。

書いてるときはワリとこんな感じで気持ちよくなってたんですけど

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普通にカッコイイ曲なんでオススメです

八十八ヶ所巡礼 「攻撃的国民的音楽」 - YouTube

 

 

 

さてさて、3/22に放送した生放送の中には若干荒れ気味な所があったみたいですね。

私はアイちゃんのとこだけ見てました、前半のグダグダからの後半の暴れっぷりがメチャクチャ面白かったんで見逃した方は是非アーカイプの方をチェックしてみてくださいね。

そういうわけで、タイムリーな話題をほーんの少し取り上げつつ、新人の方に読んでもらえたらまぁ為になりそうで、前の記事で紹介した記事の中にある「グループ化」についてほーんの少し触れた感じの記事を書いていこうと思います。

グループ化について

バーチャルYoutuberの「グループ化」は必然の流れ 〜 にじさんじを例に | 文脈をつなぐ

しかしながら、素材は良くても調理方法が良くなければ美味しい料理は出来ないのです・・・。

 

 

 

 

 

・コラボレーションの話

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月ノ美兎 より 月ノ美兎x静凛x樋口楓

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人口が爆発的に膨れ上がるVTuber界隈、視聴者の数もVTuberの数も日を追う毎に膨れ上がっています。

そしてそんな中で、Twitterの交流を通して仲良くなった他のVTuberと意気投合したら持ちあがる話がこれ。

「〇〇さん!コラボしましょう!」

所謂"箱推し"(全部推し、みんな好き)の風潮が基本になっているこの界隈、VTuberファンの方々からしたら複数のVTuberが仲良く配信してくれるなんてメチャクチャうれしいじゃないですか。

じゃあみんなガンガンコラボしたらいいのでしょうか?

 

 

・コラボは楽しい

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Mirai Akari Project より ミライアカリxヨメミ

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コラボ企画自体はちょっとしたお祭りみたいで楽しいしワクワクします、これは間違いなくあります。

それにお互いのファンが、コラボ先のVTuberのことを知るチャンスでもあります。

VTuber視点からしても、コラボ相手のVTuberの方と一緒に何かをするってだけでも仲良くなった友達と遊ぶみたいな気分だと思いますし、自分を知らない人が来る状況でファンを楽しませられたらもう最高に気持ちいですよね。

そこだけ見ればホントに悪いことなしだと思います、ガンガンした方がいいんじゃないでしょうか?

 

 

・コラボは難しい

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クゥChannnel より クゥ・フラン・ゾーパーxれらたん

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じゃあいざコラボとなった時にまず考えるのは「コラボの内容」ですよね。

マルチでゲーム実況、ラジオ形式のトーク、最近はお絵かきの森なんかもあるそうですね。

「なんでもいいじゃん」って思いますか?多分そんなことはないです。

相手の得意分野やVTuberとしてのスタイルを考えてチョイスして、慎重に企画を組み立てていくのが賢明だと私は考えます。

キャラ設定はもちろん、ゆかりねっとなどのボイスロイドを使っている場合は間の取り方が普通に喋るのとは違うので、上手くトークを回すにはどうするかなんかも考えていけたらいいですよね。

一番いけないのは「無計画で生放送を始めること」でしょう。

「さぁ〇〇コラボ生放送が始まりました!・・・さてどうしようか?w」

視聴者側から見れば最初は「無計画かいw」ってツッコミどころかもしれませんが、そんな中始めれば間違いなくグダグダになってしまいますし、お互いのファンの相手に対する印象もよろしくないものになる可能性があります。

 

 

・コラボは怖い

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微糖カイジバーチャル債務者Youtuber より 「BANs決起集会」

これは別の意味で怖いヤツ

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コラボ企画で怖い点は「相手と比べられること」だと思います。

ゲームの腕、トーク力、一緒にステージに立つとなるとどうしても何かと比べられてしまいます。

自分がどうでも相手がどうでも明確な差が生まれた時って、まるで晒しあげられてる気分じゃないですか?

しかし、誰が言ったか「ピンチはチャンス」、劣るも勝るもうま味に変えらば、抱腹絶倒拍手喝采、惜しまれながらのカーテンコール!

・・・キランユウは最近のマイブームなVTuberです、オススメです。

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相手のミスや自分のへたっぴぶりを上手く笑いに昇華できれば、グダグダポイントではなく見どころに変えられることが出来ます、簡単なことではないですけど。

あっくん大魔王様が降臨なされた時なんか分かりやすいんじゃないでしょうか?

逆を言えば相手のフォローやパス、あるいはミスやヘルプを無視して最悪な形のまま突っ走った時どうなるか・・・。

放送事故なんてヌルい言葉で済ませればいいんですけどね。

 

 

 

 

さてさて、コラボは楽しいけど慎重にね的な話でしたがいかがでしょうか?

ここからはちょっと脱線します。

 

 

 

・DiscordがNGワードの理由

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Discord騒動とは : 王様の耳は猫の耳

ここで原因となっている通称「Discord事件」が詳しく書かれています。

(記事自体は事実を元にしたものですが、純粋なファンが不快になる可能性のある記事があるので注意してください。)

さて、個人勢の大規模コラボラジオ放送となる予定だったこの「Discord事件」、ここから我々が何を学び取るべきだったのか、上のコラボの話と合わせて一緒に考えていきましょう。

 

・RP遵守か、RP放棄か

この事件で特に目立ったのは「モスコミュール氏のRP遵守のトークをガン無視して中の人の話に持っていこうとしたこと」だと私は思います。

キャラクターを演じている場合、あらかじめ決めておいた設定なんかはこういう時に披露しておきたいものだと思います。

他の方もそのRPに乗ってトークを広げていればよかったものを、そういうことはいいからと一蹴するなんて演者に対する冒涜じゃないでしょうか。

恐らく、「事前にキャラ設定云々の話し合いをしてどういう形で進めるのか」を取り決めていなかった故に起きた事故と考えられます。

 

・コラボしたい相手の軽視

このコミュニティが巨大化していく中で出てきたのが「のらきゃっとちゃんが居ればねこますぐらい呼べちゃうんじゃなじゃいか?」という発言です。

この問題の焦点とは違いますが、仮に自分を軽視しているような相手からのコラボのお誘いを、あなたは純粋に楽しんで盛り上げていきたいと思いますか?

 

・発言の方向性

このラジオで取り上げられたトークの内容はRPを無視した中身丸出しトークだったり何故か「初恋したのいつ?」みたいな話だったそうです。

バーチャルYoutuberですよ?バーチャル名乗ってるんですよ?

自分のキャラクターの設定を練って、それに基づいた世界観を構築して、その中でYoutuberをやってるってぐらいの凝った人がいる中でそんなこと言えるなんて宣戦布告じゃないですか。

 

事件のことは今はもう朧気ですが、個人的に一番頭に来た発言を未だにはっきり覚えています、ちなみに誰が言ったのかは覚えていません。

「動画作るのダルいよねー」「それなー」

 

今ではスーパーボールのように再評価された人もいますが、それを聞いて私は

コイツらは全員界隈から消さなくちゃいけない

と結論付けていました、少々過激でしたが。

ですが、ブーム初期に起きて逆に良かったとも思います。

こんなに立派で分かりやすい反面教師の素材、中々手に入りませんよ?

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

相手を見極め、自分を知り尽くして、他人との科学反応を楽しむ・・・。

なんて書いたら大げさですけど、コラボ相手はちょっと慎重になってみてもいいと思います。

でも視聴者が求めているのは「みんなが楽しんでること」これに尽きます。

 

以上、ヴェンデッタでした。

 

 

 

 

・おまけ

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魔界四天王第三の男 ださお Twitterより

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このセンスが今の私には足りない。